本ページはプロモーションが含まれています
お知らせ

本日&直近のTVアニメ放送予定と10月スタートのTVアニメ一覧ページを作成しました。

詳細はコチラ
PR

老後も安心・快適なトイレ空間へ|50代からのリフォームに「TOTO CES9C10」が選ばれる理由とは?

リフォーム
スポンサーリンク

PR

年齢を重ねるごとに、日々の暮らしの中で「使いやすさ」や「掃除のしやすさ」を重視する場面が増えてきます。特にトイレは、毎日家族全員が使う場所だからこそ、清潔で快適な空間にしておきたいものです。50代でトイレリフォームを考える方の多くは、今後10年、20年と使い続けられる“将来を見据えた設備”を探しているのではないでしょうか。

そんな中、2025年にTOTOから発売された「ウォシュレット一体型便器 GGAシリーズ CES9C10」は、清掃性・除菌機能・節水性能のバランスに優れた注目モデルです。この記事では、CES9C10がなぜ50代からのリフォームに向いているのか、その理由を丁寧に解説します。単なるスペック紹介にとどまらず、導入時の注意点や他社製品との違いなど、リフォーム前に知っておきたい情報を網羅しました。


この記事でわかること

  • TOTO「CES9C10」の基本情報と仕様
  • 掃除がラクになる具体的な機能
  • 除菌・節電・節水などの生活メリット
  • 他社トイレとの違いや選び方のポイント
  • リフォーム時に注意すべき設置条件
スポンサーリンク
  1. ✅ TOTOウォシュレット一体形便器 GGA1基本情報
  2. 🛁 主な仕様・機能
    1. デザイン・清掃性
    2. 清潔機能
    3. ウォシュレット機能
    4. 快適機能
    5. 付属品・構成
    6. 設置仕様・サイズ
  3. 🧾 商品サマリー
  4. TOTOウォシュレット一体型便器「CES9C10」とは?
    1. GGAシリーズの中で「CES9C10」はどのグレード?
    2. CES9C10の基本スペックと構成
    3. CES9C10の価格帯・カラー・JANコードまとめ
  5. CES9C10が選ばれる5つの特徴【リフォーム世代に最適】
    1. 掃除がラクになる「フチなし形状」と「お掃除リフト」
    2. 除菌性能も充実「きれい除菌水」とセルフクリーニングノズル
    3. 使うたびに節電「瞬間式温水」だからムダがない
    4. 水道代も安心「超節水トイレ」設計
    5. オート機能で毎日の操作もラクになる
  6. CES9C10と旧モデル・他社製品との違いを徹底比較
    1. TOTO GG1との違い|CES9C10で進化した点とは?
    2. LIXIL・Panasonicとの比較|どこがどう違う?
    3. GGA1・GGA2・GGA3のグレード別機能比較
  7. CES9C10をリフォームで導入する際の注意点
    1. 排水芯200mm固定タイプ|設置条件を事前確認
    2. 設置費用の目安と工事込み価格について
    3. 寒冷地対応・停電時の使用可否について
  8. CES9C10の快適性をさらに高める便利機能まとめ
    1. オート便器洗浄・パワー脱臭機能の魅力
    2. 節電モードやダブル保温便座で省エネ設計
    3. 静電式センサーからの改良点と安心設計
  9. まとめ|CES9C10は“今後10年を見据えた”賢い選択
  10. よくある質問(Q&A)
    1. Q1. CES9C10とCES9C11の違いは何ですか?
    2. Q2. CES9C10は寒冷地でも使えますか?
    3. Q3. CES9C10はマンションにも設置できますか?
    4. Q4. 電気代はどのくらいかかりますか?
    5. Q5. CES9C10のリモコンはどんなタイプですか?
    6. Q6. オート洗浄の有無は設定できますか?
    7. Q7. 手洗い器付きモデルはありますか?
    8. Q8. 便ふたの自動開閉はありますか?
    9. Q9. CES9C10の掃除で気をつけることはありますか?
    10. Q10. CES9C10は停電時にも使えますか?
  11. ウォシュレット用語集【TOTO製品向け】
    1. きれい除菌水(きれいじょきんすい)
    2. セフィオンテクト
    3. トルネード洗浄
    4. 瞬間式温水
    5. お掃除リフト
    6. オート便器洗浄
    7. パワー脱臭
    8. ソフト閉止(そふとへいし)
    9. ダブル保温便座
    10. 着座センサー(スイッチ式)
    11. 壁リモコン
    12. リモデル対応(リモデルたいおう)
    13. 排水芯(はいすいしん)
    14. 貯湯式(ちょとうしき)

✅ TOTOウォシュレット一体形便器 GGA1基本情報

項目内容
商品名ウォシュレット一体形便器 GGA1
型番CES9C10
メーカーTOTO
発売日2025年8月1日
希望小売価格296,000円(税込 325,600円)
JANコード0400132567899 ※一例として掲載された商品コードより
カテゴリウォシュレット一体形便器(タンク式トイレ)、GGAシリーズ

🛁 主な仕様・機能

デザイン・清掃性

  • ローシルエット&水平基調のコンパクト設計で、空間に調和しやすいデザイン
  • 表面が凹凸なく拭き取りやすい便座形状
  • 「お掃除リフト」機構で便器とウォシュレットの間を簡単掃除可能

清潔機能

  • 「きれい除菌水」によるノズル除菌(使用前後・待機中にもセルフ洗浄)
  • 「セルフクリーニング」機能付きノズル
  • セフィオンテクト(陶器の表面が汚れにくく、耐久性が高い)
  • フチなし形状+トルネード洗浄:少ない水量で効率洗浄、隅々までしっかり清掃

ウォシュレット機能

  • 洗浄水量:大 4.8 L / 小 3.4 L(超節水)
  • 洗浄方式:ムーブ洗浄/柔らか洗浄/スポット洗浄など搭載
  • 温水供給方式:貯湯式から瞬間式(使用時に瞬時加熱、湯冷めなし、省エネ)

快適機能

  • 便座・便ふたソフト閉止
  • オート便器洗浄(使用後にリモコンで操作可能)
  • オートパワー脱臭
  • ダブル保温便座(便座+便ふた)
  • 着座センサー(静電容量式から着座スイッチ式へ変更)
  • 停電時にも水を流せる設計

付属品・構成

  • 本体構成:便器本体(CS877B)+ 機能部品(TCF9C10)+ リモコン
  • カラー展開:ホワイト(NW1)、パステルアイボリー(SC1)など

設置仕様・サイズ

  • 排水方式:床排水(排水心200mm 固定、排水心282〜430mm 可変型もあり CES9C10M)
  • 本体寸法:約縦732 × 横386 × 高さ555 mm
  • 重量:約37.4 kg
  • 設置形態:一般地仕様/リモデル対応あり

🧾 商品サマリー

CES9C10(GGA1グレード)は、TOTOのタンク式ウォシュレット一体形便器「GGAシリーズ」の基本モデルです。2025年8月に発売された本モデルでは、清掃性・省エネ・快適性が向上しており、最新技術を備えた実用的な機能が詰まっています。前モデルとの違いとして、瞬間式温水供給、お掃除リフト、ノズル除菌水などが強化されています。

TOTOウォシュレット一体型便器「CES9C10」とは?

TOTOのCES9C10は、2025年に登場した**ウォシュレット一体型便器「GGAシリーズ」**のベーシックモデルです。これまで人気だったGGシリーズの後継にあたり、見た目の美しさだけでなく、清掃性・節水・除菌といったトイレに求められる機能がバランスよく強化されています。CES9C10は、TOTOが50代以降のユーザーにも安心して使ってもらえるよう設計した、まさに“今からの10年”を支えるモデルといえるでしょう。

GGAシリーズの中で「CES9C10」はどのグレード?

便器とウォシュレットが一体になったデザインは、隙間が少なく掃除がしやすいだけでなく、空間にもすっきりと馴染みます。便器はローシルエットで、水平基調のすっきりとした形状が特徴です。見た目だけでなく、使い勝手も大きく進化しています。

CES9C10が属するGGAシリーズには、GGA1・GGA2・GGA3という3つのグレードがあり、このうちCES9C10はGGA1グレードに該当します。GGA1は、最新機能を厳選しつつ、価格とのバランスを重視したスタンダードな位置づけです。「あまり機能が多すぎても使いこなせない」「最低限の機能は欲しいけど価格は抑えたい」という方にぴったりの選択肢です。

CES9C10の基本スペックと構成

CES9C10の構成は、便器本体「CS877B」と、ウォシュレット機能部である「TCF9C10」、そして操作用のリモコンという3つで成り立っています。このモデルのウォシュレット部分は、温水供給が瞬間式になっており、使いたいときにすぐ温かいお湯が出るのが特徴です。タンクにお湯を貯める貯湯式とは異なり、保温による電力消費を抑えられるため、節電性能が非常に優れています

また、TOTOならではの清掃技術ももちろん健在です。便器表面はセフィオンテクト加工が施されており、汚れが付きにくく、サッとひと拭きするだけで清潔を保てます。便器内の洗浄には「トルネード洗浄」が採用されており、少ない水量でもしっかりと洗い流す構造になっています。

CES9C10の洗浄水量は、大4.8リットル/小3.4リットルと非常に省水型です。古いトイレが1回の洗浄で10リットル以上の水を使用していたことを考えると、半分以下の水量で済む計算になります。水道代に直結する部分だけに、毎日の積み重ねで大きな節約効果が期待できます。

さらに、リモコン操作による「オート便器洗浄」や「パワー脱臭」なども搭載されています。こうした機能は特に、加齢にともない足腰の負担が気になる年代にはありがたいポイントです。自動化されたトイレ操作は、将来的に介護の場面でも活躍する可能性があります。

CES9C10の価格帯・カラー・JANコードまとめ

CES9C10には、ホワイト(NW1)パステルアイボリー(SC1)などのカラーバリエーションがあり、自宅のトーンに合わせて選ぶことができます。一般地向けの仕様が基本ですが、寒冷地向けのモデルや、リモデル対応(排水芯の異なる住宅向け)として「CES9C10M」などのバリエーションも用意されています。

発売は2025年8月で、希望小売価格は税抜296,000円(税込325,600円)。最新機能を備えながらも、上位グレードより抑えめの価格設定になっている点も魅力です。国内の主要な住宅設備店やECサイトで販売されており、楽天市場やYahoo!ショッピングなどでも取り扱いがあります。

このように、CES9C10は見た目の洗練さ、掃除のしやすさ、省エネ性能、そして快適性を高いレベルで両立しており、日々の暮らしを少しずつ、でも確実に快適に変えてくれるモデルです。50代を過ぎて、住宅設備の更新を検討する際には、真っ先に候補に入れるべき一台と言えるでしょう。

CES9C10が選ばれる5つの特徴【リフォーム世代に最適】

ウォシュレット一体型便器CES9C10は、単に新しいというだけではなく、リフォームを考える50代世代にとって非常に理にかなった機能が多く搭載されています。ここでは、数ある機能の中から、特に評価の高い5つの特徴について詳しく紹介します。


掃除がラクになる「フチなし形状」と「お掃除リフト」

トイレ掃除で最も面倒なのが、便器のフチ裏やウォシュレットの隙間に汚れがたまることです。CES9C10では、こうした悩みを解消するために便器のフチをなくした設計が採用されています。汚れがたまりやすい段差や凹凸がほとんどないため、サッと拭くだけで清潔な状態を保つことができます。

さらに、TOTO独自の「お掃除リフト」機構も搭載されています。これはウォシュレット部分が上に持ち上がる構造で、便座と便器のすき間に簡単に手が届くようになります。従来では道具が必要だったり、そもそも掃除できなかった場所も、無理なく清掃できるのが大きな利点です。

これらの工夫により、腰への負担を軽減しながら掃除ができる点は、特に50代以降の方にとって非常にありがたいポイントです。日々の小さな負担が減ることで、長く清潔で快適な状態を保つことができるでしょう。


除菌性能も充実「きれい除菌水」とセルフクリーニングノズル

家庭内での衛生意識が高まる中、トイレの除菌機能は非常に注目されています。CES9C10には、TOTO独自の技術である**「きれい除菌水」**が搭載されています。これは水を電気分解して作られる微量の次亜塩素酸水で、使用後や使用していない時間帯にも、ノズルや便器内を自動で除菌してくれます。

加えて、ノズル自体にも「セルフクリーニング」機能が備わっており、使用前後に自動で洗浄される仕組みになっています。これにより、常に衛生的な状態が保たれるため、複数人で使用する家庭でも安心です。

除菌剤やアルコールスプレーに頼らなくても、トイレ本体が自ら清潔を維持してくれる。この**「見えない手間が減る」快適さ**は、実際に使ってみてその便利さを実感できる部分といえるでしょう。


使うたびに節電「瞬間式温水」だからムダがない

ウォシュレットを長時間使用しない時間帯、例えば夜間や留守中にも、貯湯式タイプではお湯を保温し続けて電力を消費します。CES9C10では、これが**「瞬間式温水供給方式」**に切り替わっており、使いたいときだけ瞬時に温める設計になっています。

この構造により、待機時の電力消費が大きく削減され、1年を通じての電気代を抑える効果が期待できます。特に使用頻度が少ない家庭では、瞬間式の方が明らかに経済的です。

また、貯湯タンクの劣化やメンテナンスが不要になる点も利点の一つです。長期的な視点で見ると、故障リスクや維持管理の手間も少なくなるため、10年先まで安心して使える設備として安心感があります。


水道代も安心「超節水トイレ」設計

CES9C10はTOTOが得意とする節水設計が活かされており、1回の洗浄水量は大4.8リットル、小3.4リットルという超節水仕様です。これは従来型のトイレ(13リットル前後)と比較すると、およそ3分の1以下の水量で済む計算になります。

トルネード洗浄方式によって、水量を減らしながらもしっかりと便器内を洗い流す構造が確立されているため、清掃力は維持しつつ節水が実現されています。水道料金は毎月の積み重ねで変動するため、このような省水性能は家庭全体のランニングコスト削減に大きく寄与します。

節電と同様に、設備の選び方一つで数年後の家計に差が出る。CES9C10は、その点でも非常に実用的な選択肢といえるでしょう。


オート機能で毎日の操作もラクになる

50代以降の方がリフォームを検討する中で、「なるべく操作をシンプルにしたい」「立ったり座ったりの動作を減らしたい」といったニーズは年々高まっています。CES9C10はこうした声に応えるように、自動で洗浄・脱臭が行われるオート機能を複数搭載しています。

たとえば、用を足したあとに立ち上がると、センサーがそれを検知して便器を自動で洗浄。ボタンを押す手間すら不要です。また、使用中は「パワー脱臭」が作動し、においをしっかり吸収してくれるため、次に入る人も快適です。

リモコン操作も非常にわかりやすく設計されており、文字が大きく視認性も高い点が特徴です。家族みんながストレスなく使えるトイレとして、日常の質を大きく底上げしてくれます。

CES9C10と旧モデル・他社製品との違いを徹底比較

トイレのリフォームを考える際、「このモデルに決めていいのか?」という不安は誰もが感じるものです。特に、TOTOの中でも多くの型番が存在し、さらに他社製品も含めると選択肢が非常に多くなります。ここでは、CES9C10と過去モデル、そしてLIXILやPanasonicといった他社製品との具体的な違いを見ていきましょう。


TOTO GG1との違い|CES9C10で進化した点とは?

TOTOのGG1シリーズは、長年にわたって多くの家庭で使われてきたロングセラーモデルです。今回登場したCES9C10(GGAシリーズ)は、そのGGシリーズの後継にあたり、機能性と清掃性が大きく進化しています。

まず最も注目すべきは、温水供給方式が「貯湯式」から「瞬間式」に変わった点です。GG1では常にお湯を保温するために電気を使い続ける構造でしたが、CES9C10では使うときだけ瞬時に加熱することで、待機時の電力消費が大幅に削減されています。

さらに、GG1には非搭載だった**「きれい除菌水」**がCES9C10では標準装備となっており、ノズルや便器内の除菌が自動で行われるようになりました。これは衛生面を重視する家庭にとって大きな利点です。

また、GG1と比べてリモコンの視認性や操作性も向上しています。ボタンが大きく、より直感的に使えるデザインになっており、初めてウォシュレットを使う方でも迷いにくくなっています。


LIXIL・Panasonicとの比較|どこがどう違う?

TOTO以外にも、LIXIL(サティスシリーズ)やPanasonic(アラウーノシリーズ)といった競合製品が数多く存在します。これらとCES9C10を比べたとき、まず大きな違いとして挙げられるのが、洗浄方式とメンテナンス性です。

たとえば、Panasonicアラウーノは便器が樹脂製で、水アカ汚れに強いのが特徴ですが、陶器と比べて長期間使用した場合のキズや変色の面ではTOTOのセフィオンテクト加工陶器の方が耐久性が高く、長く使える傾向にあります。

LIXILのサティスは、脱臭機能や自動開閉など高機能なモデルが多い反面、価格帯がやや上昇しやすく、コストパフォーマンスという面ではCES9C10の方がバランスが良いと感じる人も多いようです。

また、TOTO独自の「きれい除菌水」や「お掃除リフト」は他社にはない機能です。特に掃除のしやすさ、使い続けた際の清潔性という視点では、TOTOならではの安心感があります。


GGA1・GGA2・GGA3のグレード別機能比較

CES9C10はGGAシリーズの中で最もベーシックなGGA1グレードにあたります。では、上位グレードのGGA2・GGA3とは何が違うのでしょうか。

まず、GGA2になると「便ふたの自動開閉」や「オート洗浄強化」などが追加され、操作の自動化がさらに進化します。GGA3ではそれに加えて「瞬間暖房便座」や「きれい除菌水の対応範囲拡大」など、より快適性を追求した設計がなされています。

ただし、これらの上位モデルはその分価格も高くなります。「基本的な機能が揃っていれば十分」という方にはCES9C10(GGA1)で必要十分であり、コストパフォーマンスの高さが光ります。

また、外観デザインに関しては、GGAシリーズは全モデルで統一された美しいフォルムが採用されているため、グレードによって見た目の差はほとんどありません。見た目を重視する方にもGGA1はおすすめできる選択肢です。


TOTOのCES9C10は、旧モデルと比較して着実に進化しており、他社製品と比べても、清掃性・省エネ・除菌性能などのバランスが非常に優れています。特に50代以降のリフォームユーザーにとって、「使いやすさ」「掃除のラクさ」「長期的なコスト」の3点は大きな判断材料となるため、CES9C10は非常に理にかなった選択肢といえるでしょう。

CES9C10をリフォームで導入する際の注意点

CES9C10は多機能かつ高性能な便器ですが、実際にリフォームで導入する際にはいくつかの注意点があります。事前に確認しておかないと、「せっかく購入したのに取り付けられなかった」「追加費用がかかった」といったトラブルに繋がる可能性もあります。この章では、設置条件・費用・寒冷地対応など、導入前に確認すべきポイントを詳しく解説します。


排水芯200mm固定タイプ|設置条件を事前確認

CES9C10は「床排水200mm固定タイプ」として設計されており、トイレの床下にある排水位置(排水芯)が200mmである必要があります。これは日本の一般的な住宅で広く採用されている規格ですが、築年数の古い住宅やリモデル物件では、**排水芯が異なる場合(例えば305mmや540mmなど)**もあります。

このようなケースに対応するために、TOTOでは「リモデル対応タイプ」としてCES9C10Mという型番も用意されています。こちらは可変タイプで、排水芯が120〜200mmの範囲に対応しています。既存の配管位置に合わせて選定しなければ、便器が設置できなかったり、無理な工事が必要になることもあるため、現地確認が非常に重要です

また、CES9C10は壁排水には非対応です。マンションの一部や特殊なリフォーム物件では壁排水仕様が必要となるケースがあるため、その場合は別のモデルを選ぶ必要があります。購入前に必ず、設置予定の配管位置と方式を工務店または専門業者に確認するようにしましょう。


設置費用の目安と工事込み価格について

CES9C10の設置には、製品本体とは別に取り付け工事費が発生します。一般的な住宅(床排水200mm)での交換工事であれば、工事費の目安は約4万円〜8万円程度です。この金額には、既存便器の取り外し・新規便器の設置・止水栓や配管の調整などが含まれます。

リフォーム用で配管調整が必要な場合や、床材の補修、手洗い器との接続などがあると、追加で1〜2万円程度かかるケースもあります。また、寒冷地での施工では凍結防止ヒーターや断熱処理が必要になる場合もあり、その分の工事費が加算されることがあります。

最近では、**製品+工事費がセットになった「工事込みパック商品」**も多数販売されています。ネット通販でも扱われており、価格は総額で20万円台後半〜30万円台が主流です。業者によって価格差があるため、2〜3社の見積もりを取ることをおすすめします


寒冷地対応・停電時の使用可否について

CES9C10の標準モデルは「一般地向け」となっており、寒冷地で使用する場合には注意が必要です。水道管が凍結するような地域では、寒冷地仕様のモデル(型番末尾に#NW1などがついたもの)や、凍結防止ヒーター付きの部材を選定する必要があります。これを怠ると、冬季に給水部が破損したり、水が出なくなるトラブルが起こる可能性があります。

また、停電時の使用についても気になる方は多いと思います。CES9C10は、停電時にも手動で水を流せる設計になっており、付属の手動洗浄レバーを使えば最低限の排水は可能です。ただし、ウォシュレット機能や温水、脱臭などの電気を使用する機能は当然ながら使えません。

万が一の災害時にも「全く使えなくなる」ということはなく、最低限の使用は確保されている点は安心材料です。なお、手動洗浄レバーの位置や使い方については、設置時に必ず確認しておくことをおすすめします。


以上のように、CES9C10をリフォームで導入する際には、排水芯の位置確認・施工費の把握・寒冷地対応の有無など、事前にチェックすべきポイントがいくつかあります。どれも大きな工事を伴うわけではありませんが、知らずに進めてしまうと「余計な出費」や「工期の延長」につながる可能性があるため、事前準備がとても重要です。

特に50代からの住宅リフォームは、長く安心して使えることが大前提。CES9C10の性能をしっかり活かすためにも、信頼できる業者との相談を十分に行うことが成功への第一歩と言えるでしょう。

CES9C10の快適性をさらに高める便利機能まとめ

CES9C10は、掃除のしやすさや省エネ性だけでなく、毎日の使い心地を高める**「快適機能」**も充実しています。これらは日々の暮らしの中で効果を実感しやすく、50代以降のリフォームにおいて「取り入れてよかった」と感じる要素のひとつです。この章では、CES9C10に搭載されている快適性を支える3つの機能に注目します。


オート便器洗浄・パワー脱臭機能の魅力

CES9C10には、用を足したあとに自動で水を流してくれる**「オート便器洗浄」**機能が搭載されています。これは便座から立ち上がったことをセンサーが感知し、自動的に便器を洗浄する仕組みです。レバーやリモコンを操作する必要がないため、うっかり流し忘れることもなく、衛生面でも非常に優れています

この自動洗浄は、設定によってオフにもできますが、家族構成や使用スタイルに合わせて好みに応じて調整できる柔軟性も備えています。来客時にも便利で、「あの人、流し忘れた?」という気まずさも防げます。

また、使用中に気になるニオイを強力に吸い取る**「パワー脱臭」**機能も搭載されています。便座に座った瞬間から自動で脱臭ファンが作動し、不快なにおいをすばやく除去してくれるため、次に入る家族も気持ちよく使うことができます。

これらの機能は一見地味に思えるかもしれませんが、使えば使うほど便利さと快適さを実感する、非常に満足度の高いポイントです。


節電モードやダブル保温便座で省エネ設計

温水便座は便利ですが、「電気代が気になる」という声は少なくありません。CES9C10では、その懸念にも応える設計がされています。まず、便座ヒーターは**「ダブル保温便座」**構造となっており、便座全体だけでなく便ふた側からの放熱も抑える工夫が施されています。

この構造により、暖房エネルギーを最小限にとどめることができ、冬場でも快適さを保ちつつ省エネが実現されています。さらに、長時間使わないときには自動でヒーターを弱める「節電モード」も搭載されており、家族の生活リズムに合わせて無駄な電力を削減できます。

特に共働き家庭や夜間しか使わない部屋に設置する場合には、こうした自動制御の省エネ機能が大きな節電効果をもたらします。「高性能=高ランニングコスト」ではなく、「高性能でも低コスト」な設計こそ、長く使う製品として安心できる要素です。


静電式センサーからの改良点と安心設計

従来のTOTO製品では、着座検知に静電容量式センサーが使われていましたが、CES9C10ではスイッチ式の着座センサーに変更されています。これにより、反応の安定性や誤作動の軽減が期待できるようになりました。

特に冬場の静電気や湿度、着衣の厚みなどにより感知にムラが出るといった不安が、このスイッチ式変更によって大きく改善されています。また、センサーの誤作動を防ぐことは、節水・節電の面でもムダを防ぐことにつながります。

こうした細かい部分の設計改善は、毎日使用する中でのストレス軽減に直結します。さらに、便座・便ふたともに**「ソフト閉止」仕様**となっており、手を放しても静かに閉まるため、夜間の使用でも音を気にする必要がありません。

機械的な安心感と、生活へのやさしさが両立している──それがCES9C10の快適性を支える根底にあるコンセプトと言えるでしょう。

まとめ|CES9C10は“今後10年を見据えた”賢い選択

リフォームを検討する50代にとって、住宅設備を選ぶ基準は「今が良ければそれでいい」ではなく、これからの10年、20年を見据えた安心感と持続性が重要です。その視点で見たとき、TOTOのCES9C10は、まさに理想的なトイレと言えるでしょう。

まず、便器とウォシュレットが一体化したデザインは、見た目の美しさと掃除のしやすさを両立しています。便器のフチなし形状やお掃除リフト機構は、毎日のお手入れを驚くほど簡単にし、掃除にかかるストレスを軽減してくれます。

次に、きれい除菌水によるノズルや便器内の自動洗浄、セルフクリーニング機能といった**「自分で清潔を保つ機能」**の存在は、家庭内の衛生管理を大きく助けてくれます。さらに、節水・節電機能にも優れ、ランニングコストを抑えながら環境にも配慮できる設計になっている点も、今の時代にふさわしい選択です。

導入に際しては排水芯や設置条件など、いくつか確認すべきポイントもありますが、それらをクリアできれば、CES9C10は「掃除がラク」「電気代も安心」「快適に使える」三拍子そろった実用性の高いモデルとして、末永く家庭の中で活躍してくれるはずです。

一度取り付けたトイレは、10年以上にわたって毎日使う設備です。「少しでも快適に」「将来に備えて安心できる設備を」と考える方にとって、CES9C10は**コストパフォーマンスにも優れた“賢い選択”**となるでしょう。

よくある質問(Q&A)

Q1. CES9C10とCES9C11の違いは何ですか?

CES9C10は排水芯200mm固定タイプで、一般的な戸建て住宅向けの設計です。CES9C11はリモデル対応タイプで、120~200mmの排水芯に対応しており、配管位置が異なるリフォーム物件にも柔軟に設置できるモデルです。住宅の配管条件に合わせて選ぶ必要があります。


Q2. CES9C10は寒冷地でも使えますか?

標準仕様は一般地向けです。寒冷地で使用する場合は、**凍結防止ヒーター付きの寒冷地仕様モデル(型番指定あり)**を選定する必要があります。地域や施工環境によって異なるため、設置業者と事前に確認を行ってください。


Q3. CES9C10はマンションにも設置できますか?

CES9C10は床排水専用モデルで、壁排水には非対応です。マンションなどで壁排水仕様になっている場合は、別の対応モデルを検討する必要があります。配管方式は物件により異なるため、現地調査が必要です。


Q4. 電気代はどのくらいかかりますか?

CES9C10は瞬間式温水方式を採用しており、貯湯式に比べて待機時の電力消費が抑えられます。電気代は使用頻度や設定温度によって異なりますが、一般的な家庭で年間数千円〜1万円前後の節電効果が見込まれます


Q5. CES9C10のリモコンはどんなタイプですか?

CES9C10には壁掛けタイプのリモコンが付属しています。操作ボタンが大きく視認性に優れており、洗浄モードや脱臭、便座温度設定なども直感的に操作できます。高齢者にも使いやすい設計です。


Q6. オート洗浄の有無は設定できますか?

はい、オート便器洗浄機能はオン・オフの切り替えが可能です。生活スタイルや来客時など、状況に応じて操作を変更できるため、便利に使い分けることができます。


Q7. 手洗い器付きモデルはありますか?

CES9C10は手洗い器のないタイプです。タンク部分に手洗いが付いているモデルを希望される場合は、別シリーズ(例:GG-800など)を検討する必要があります。リフォーム時には手洗い器の設置場所も合わせて計画することをおすすめします。


Q8. 便ふたの自動開閉はありますか?

CES9C10(GGA1グレード)には便ふたの自動開閉機能は搭載されていません。この機能を希望する場合は、上位グレードであるGGA2またはGGA3を選ぶ必要があります。


Q9. CES9C10の掃除で気をつけることはありますか?

特別な洗剤や道具は必要ありませんが、研磨剤入りのスポンジや強酸性洗剤は使用を避けてください。セフィオンテクト加工の便器は、やわらかい布と中性洗剤で簡単に汚れを落とせます。ウォシュレット部分は電装部品を含むため、説明書に沿ったお手入れが推奨されます。


Q10. CES9C10は停電時にも使えますか?

はい、CES9C10には手動レバーによる排水機構が備わっており、停電時にもトイレを使用することが可能です。ただし、ウォシュレット機能や温水便座、脱臭などの電気機能は使用できません。停電時の排水方法は、設置後に必ず確認しておきましょう

ウォシュレット用語集【TOTO製品向け】

きれい除菌水(きれいじょきんすい)

→ TOTO独自の技術で、水道水を電気分解して作られる「弱い次亜塩素酸水」。
ノズルや便器内を自動で除菌して、目に見えない菌の繁殖を抑える。


セフィオンテクト

→ TOTOの便器表面に施された特殊なガラス層コーティング。
表面がなめらかで汚れがつきにくく、水だけでも落ちやすいのが特徴。研磨不要。


トルネード洗浄

→ 渦巻き状の水流で便器の内側をしっかり洗う洗浄方式。
少ない水量でも効率的に流すため、節水と清潔を両立できる。


瞬間式温水

→ お湯を使うときにその場で瞬時に加熱する方式
常にタンクで保温する「貯湯式」よりも省エネでランニングコストが安い


お掃除リフト

→ ウォシュレット本体の前方が上に持ち上がる機能
便座と便器のすき間を掃除しやすくするため、毎日の掃除がラクになる。


オート便器洗浄

→ 使用後に自動で水が流れる機能。
流し忘れの心配がなく、衛生的。TOTOの中位モデル以上に搭載されていることが多い。


パワー脱臭

→ 座ると自動で脱臭ファンが作動して、においを素早く吸収
次に使う人への配慮として有効。


ソフト閉止(そふとへいし)

→ 便座やふたがゆっくり静かに閉まる仕組み
手を離しても「バタン!」とならず、深夜でも安心。


ダブル保温便座

→ 便座本体とふたの両方に保温層を設け、外気への放熱を防ぐ構造
電気を節約しながら便座を暖かく保てる


着座センサー(スイッチ式)

→ 人が座ったことを検知するセンサー。CES9C10では物理スイッチ式に変更され、
静電気や服の素材による誤作動が減少。確実な反応と安全性が向上


壁リモコン

→ トイレの横や壁に取り付けるリモコン。
ボタンが大きく、操作しやすい設計。視力や手元の操作性に配慮されている。


リモデル対応(リモデルたいおう)

→ 既存の住宅に合わせて設置できる仕様。
特に排水芯の位置が**古い基準(120mm、305mmなど)**の家で、工事を抑えて導入できる。


排水芯(はいすいしん)

→ 便器から下水管までの距離(壁から配管中心までの寸法)。
標準は200mmだが、古い住宅では異なるため、設置時に最重要ポイントになる。


貯湯式(ちょとうしき)

→ お湯をあらかじめタンクに貯めておく方式。
お湯切れや保温電力の無駄が出やすく、最新機種では非推奨

タイトルとURLをコピーしました