「観たかったのに観れなかった…」そんな映画ファンの気持ちを集めた第3回「観たいのに観れなかった映画賞(MME賞)」の投票結果が発表されました!
今年はすべての働く女性を対象に367名が投票し、1位に選ばれたのは『52ヘルツのクジラたち』。2位には『あんのこと』、3位には『ナミビアの砂漠』がランクインしました。
「映画館に行く時間がなかった」「上映期間が短くて見逃した」など、映画館に行けない理由も様々。
この映画賞をきっかけに、映画館との距離を少しずつ縮めていきませんか?
キャラクター設定
・アカリ(女性・映画好きだけど忙しくて観れないOL)
・ナオ(女性・映画館通いが趣味の友人)
【ストーリー】
Scene 1:見逃した映画の話題
アカリ:「最近、映画館に全然行けてないんだよね…。」
ナオ:「わかる! 私も観たかった映画、気づいたら終わってたことあるよ。」
アカリ:「『52ヘルツのクジラたち』、観たかったのに結局行けなかったんだよね…。」
ナオ:「それ、今年の『観たいのに観れなかった映画賞』で1位になってたよ!」
アカリ:「えっ、そんな映画賞があるの!? 私も投票したかった!」
ナオ:「今年は働く女性全員が対象だったから、いろんな人が投票してたみたい。」
Scene 2:MME賞の結果をチェック!
アカリ:「他にはどんな映画がランクインしてたの?」
ナオ:「2位は『あんのこと』、3位は『ナミビアの砂漠』!」
アカリ:「どっちも話題になってたよね。でも結局、時間がなくて観れなかった…。」
ナオ:「MME賞では、どうしたら映画館に行きやすくなるかのアンケートもとってるんだって!」
アカリ:「それ気になる! どんな意見があったの?」
ナオ:「『子供を預けられるサービスがあれば』とか、『レイトショーやオールナイト上映が増えたらいい』って声が多かったみたい。」
アカリ:「確かに、それがあればもっと映画館に行けるかも!」
Scene 3:映画館に行くきっかけを作ろう!
アカリ:「こういう賞があると、改めて映画館に行きたくなるね。」
ナオ:「そうそう! MME賞の目標は**“この映画賞がなくなること”**らしいよ。」
アカリ:「つまり、みんなが映画館に行ける環境が整ったら、もうこの賞は必要なくなるってことか!」
ナオ:「うん、映画館に行くきっかけを増やしたいっていう想いが込められてるんだって。」
アカリ:「じゃあまずは、今から上映してる映画をチェックしてみよう! 今度こそ見逃したくないし!」
ナオ:「賛成! 今年こそ、映画館でたくさん映画を観よう!」
【MME賞情報】
- 第3回「観たいのに観れなかった映画賞(MME賞)」
- 主催:NPO法人 映画業界で働く女性を守る会(swfi)
- 投票総数:367名
- 投票結果(上位3作品)
- 『52ヘルツのクジラたち』(監督:成島出)
- 『あんのこと』(監督:入江悠)
- 『ナミビアの砂漠』(監督:山中瑶子)
- 投票の目的:映画館に行く環境を改善し、働く女性がもっと映画を楽しめる社会づくり
- 詳細URL:結果報告書はこちら
「観たかったのに観れなかった…」をなくすために、あなたも映画館へ足を運んでみませんか?🎬✨
第1位&映像業界部門賞 「52ヘルツのクジラたち」
監督:成島出
原作:町田そのこ
脚本:龍居由佳里
制作:アークエンタテインメント
配給:ギャガ
製作:「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
公式サイト:https://gaga.ne.jp/52hz-movie/
過去に虐待を受けた経験を持つ貴瑚は、東京から海辺の街へ移り住む。そこで、虐待により声を失った「ムシ」と呼ばれる少年と出会い、彼を見過ごせず一緒に暮らし始める。やがて少年に“願い”が生まれ、それを叶えようとする貴瑚は、かつて自分を救ってくれた安吾との思い出を胸に、もう一度立ち上がる決意をする。孤独な存在同士が寄り添い、声なき声を聴き合いながら、再生へと向かう物語。
©2023 「52ヘルツのクジラたち」製作委員会
第2位「あんのこと」
監督・脚本:入江悠
製作:製作:木下グループ 鈍牛倶楽部
制作プロダクション:コギトワークス
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://annokoto.jp/
幼少期から母親の暴力を受け、十代で売春を強いられてきた21歳の杏は、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた際、刑事の多々羅と出会う。大人を信じられなかった杏だが、見返りを求めず支援してくれる多々羅に次第に心を開く。しかし、週刊誌記者の桐野が「多々羅が更生者支援グループを私物化し、女性に関係を強いている」という疑惑を追う中、新型コロナウイルスの影響で、杏の得た居場所やつながりが崩壊。孤立し苦しむ中、シェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。
©2023『あんのこと』製作委員会
第3位「ナミビアの砂漠」
監督・脚本:山中瑶子
制作プロダクション:ブリッジヘッド コギトワークス
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式サイト:https://happinet-phantom.com/namibia-movie/
世の中も、人生も全部つまらない。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きている、21歳のカナ。
優しいけど退屈なホンダから自信家で刺激的なハヤシに乗り換えて、新しい生活を始めてみたが、次第にカナは自分自身に追い詰められていく。もがき、ぶつかり、彼女は自分の居場所を見つけることができるのだろうか・・・?
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会

