付き合って半年、週末のデートでよく行くのが“ダーツバー”。
彼氏がダーツ好きで、いつも誘ってくれるのはうれしいんだけど……私、毎回ボロ負けなんです。
最初は「まぁ楽しいからいっか」と思ってたけど、負け続けるとやっぱりちょっと悔しくなってくるんですよね。
「1回だけでも、勝ってみたい」
そう思って、彼に内緒で“こっそり練習”を始めた私の、ちょっと笑える&ちょっと本気なダーツ成長ストーリーです。
毎回負けっぱなしは悔しい!
彼氏はスポーツ全般そこそこ得意で、ダーツもすぐにコツを掴んで「ぽんぽん」って刺してくるんです。
最初は「すごーい!」って拍手してたけど、気づけばスコアはいつも私の倍以上。
いやいや、さすがにこの差はヤバい。
彼は「別にいいよ〜」って言うけど
優しい彼は、「そんなの勝ち負けじゃないし」「楽しく投げられればいいじゃん」って言ってくれるんです。
でも、私の心の中では毎回こう叫んでました。
「それ言ってるけど…勝ってる側の余裕じゃない⁉」
だってこっちは、刺さらないことも多いし、刺さっても数字の小さいとこばかり。
「1回くらい勝って“ドヤ顔”してみたい」って、正直に思ってました(笑)
密かにYouTubeでフォームを研究
「さすがにちょっと練習しよう…」と思って、
夜な夜なスマホで「ダーツ フォーム 女子」って検索開始。
これがけっこう面白くて、
「なるほど、指先の力を抜くのか」
「重心はもうちょい前に」
とか、知らなかったことがどんどん出てきて。
何となく投げてたのが、少しずつ“コントロールしてる感覚”に変わってきたんです。
最初の目標は「1回勝つこと」
大きな目標はいらない。
とにかく1回、彼に勝ってみたい。
それだけを目標に、家の近くのダーツバーに1人で通い始めました。
最初はすっごく恥ずかしかったけど、投げるうちに楽しくなってきて。
しかも、ちょっとずつブル(真ん中)に近づく確率も増えてきた!
「これは…いけるかも?」と思えたあたりで、次の段階に進みたくなりました。
練習するうちに見えてきた道具の大切さ
こっそり投げ続けていくうちに、「あれ、今日うまくいかないな…?」という日が出てくるようになりました。
最初は自分のせいだと思ってたんですけど、あるときダーツバーの店員さんがふとひと言。
「そのレンタルバレル、ちょっと重さまちまちかもですね〜」
……え? そういうことってあるの⁉
投げやすいバレルって意外と違う
そこから気になって、いろんなバレルを試せるお店に行ってみたんです。
細め・太め・軽い・重い……もう本当に種類がバラバラで、正直最初は違いがよく分かりませんでした。
でも、ある日「これ、なんかしっくりくる…」っていうバレルに出会って。
グリップしたときの“安定感”と、投げたあとの“飛び方の直線感”が全然違うんです。
そこから一気に、バレル選びが面白くなってきました。
「軽い・短い・滑りにくい」がポイント
私が気づいたポイントは3つ。
- 軽すぎないこと(でも重すぎない)
- グリップしやすい長さと太さ
- カット(溝)が深めで滑りにくい
とくに最後の“カット”は大事で、
レンタルのバレルってツルツルしてて指に力が入っちゃうけど、ちゃんとしたバレルは軽い力で引っかかってくれる。
フォームにも余裕ができて、結果的にコントロールも安定するようになりました。
私が選んだ“相棒バレル”とその理由
最終的に私が選んだのは、「軽やかだけどしっかり感のあるタイプ」。
グリップ感が自然で、重すぎないのにスッと前に出る感覚があるモデル。
🧩 実はこんなバレル、ぴったりでした:
👉 ダーツ女子にも扱いやすいバランス型モデルはこちら
もちろん合う合わないは人それぞれだけど、
“自分の道具”を持つだけで、一気にスイッチが入る感じがしたんです。
勝ちたい気持ちより、好きになれたことが嬉しかった
そしてついに、「リベンジマッチ」の日。
もちろん、彼には内緒。普通のデートの顔して、ふらっとダーツバーに入ったふりして。
「久しぶりだねー」と言いながらプレイスタート。
1投目、2投目……手は震えるし、心臓バクバク(笑)
でも、思っていた以上に、しっかり狙えてる自分がそこにいました。
結果は――惜しくも負け!
「え、結局負けたんかい!」って思いましたよね(笑)
はい、実はちょっとだけ負けました。
でも、これまでみたいに“圧倒的敗北”じゃなくて、最後の1ターンで逆転されるくらいの接戦。
もうそれだけで、なんだか胸がいっぱいになりました。
彼も「え、めっちゃ上手くなってない?」って驚いてて、
内心「ふふん♪」ってなってたのはナイショです。
大切だったのは、勝ち負けじゃなかったかも
こっそり練習して、バレル選んで、フォームを見直して…
そうやって向き合っていくうちに、ダーツそのものを好きになっていた自分がいました。
「彼に勝ちたい」っていう気持ちも本音だけど、
それ以上に、自分がちょっとずつ成長してる実感がうれしかったんだと思います。
これからは一緒に、もっと楽しみたい
次はきっと勝てる気がするし、
今度はふたりでバレルを選びに行くのも楽しいかも、なんて思ってます。
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「勝ちたい!」のその先には、
“続けたくなる理由”がちゃんと待っているんだなと思えた経験でした。

