連日の猛暑で、通勤・通学・アウトドアなど外出がますます過酷に。そんな中、多くの人が注目しているのが「携帯扇風機」ですが、特に人気なのが以下の2タイプ:
- 冷却プレート搭載のハンディファン(例:PROMAXなど)
- 首掛け式のネックファン(例:ドウシシャ大風量ネックファン)
どちらも魅力的な機能を持ちますが、使用感・冷却力・使いやすさ・持続時間などに違いがあります。この記事では、実際に両方を使用した体験をもとに、それぞれの特徴を徹底比較します。
比較する2製品の基本概要
1. 冷却プレート搭載ハンディファン(PROMAX)
- 肌に直接触れる冷却プレートで瞬時に-25℃を実感
- 風量100段階/卓上使用も可能
- 3000mAhバッテリー搭載
- 使用時間:ファンのみ約12h/冷却併用で約1.4〜2.2h
2. ドウシシャ 大風量ネックファン
- 羽根なしで髪が絡まず安全な首掛け式
- 両手が自由で歩きながら使える
- 風量3段階(左右+背面の3方向送風)
- 250gの本体重量
- 使用時間:強で約2h/弱で最大8.5h
比較①:冷却力と体感温度
◎ 冷却プレートハンディファン
「肌に直接冷やす」という冷却プレートの特性により、体感温度は一瞬で下がります。首や顔に当てると、まるで保冷剤を当てているような感覚。特に炎天下の直射日光下では、体の中心部を素早く冷やせるため、熱中症予防にも効果的です。
◎ ネックファン
送風によって首全体を包み込む設計。持続的に風を受けることで汗がすぐに蒸発し、自然な体温低下を促進します。ピンポイント冷却には劣りますが、広範囲・長時間の快適性では優れています。
比較②:携帯性・使いやすさ
◯ ハンディファン
手に持って操作するため、多少の面倒さはあるものの、小型で軽量。バッグにも簡単に収納できます。卓上使用や角度調整がしやすいのも利点。
◎ ネックファン
首にかけるだけで常に両手が空くという利便性が非常に高いです。スマホを使いながら、荷物を持ちながらでも快適。首元へのフィット感も良好で、動きながらでもズレにくい構造になっています。
比較③:バッテリー・連続使用時間
△ ハンディファン
冷却プレートとの併用時は最長でも2.2時間と短め。日中の外出や長時間の使用には、モバイルバッテリーでの充電が必須となります。
◯ ネックファン
弱モードであれば約8.5時間持続。強モードでは約2時間ですが、通勤時間や外出中の一時使用には十分です。モバイルバッテリー併用でさらに安心。
比較④:静音性・周囲への配慮
◯ ハンディファン
風量100段階のため、静音レベルの微風にも対応。ただし強風にすると若干のモーター音が気になることも。
◎ ネックファン
羽根なし構造により、全体的に非常に静か。オフィスや図書館でも周囲を気にせず使えるレベルの静音設計です。
使用シーン別おすすめ
通勤・通学
→ 両手が空くネックファンが便利。歩きながら使えて、スーツ姿にもマッチ。
屋外イベント・フェス
→ ネックファンがベスト。長時間の使用でも快適に使え、バッグから出し入れする手間もなし。
子どもとの外出
→ 冷却プレートはピンポイントで素早く冷やせるので、お子様の熱中症対策に最適。
自宅・オフィスでの作業
→ 両者とも優秀だが、静音性に優れるネックファンが若干有利。
メリット・デメリットまとめ
| 項目 | ハンディファン | ネックファン |
|---|---|---|
| 即効性 | ◎ 冷却プレートで瞬間冷却 | ◯ 持続的な送風で快適 |
| 携帯性 | ◎ 小型軽量で収納しやすい | △ やや重めで首掛け専用 |
| 両手の自由さ | △ 手持ち必須 | ◎ 完全ハンズフリー |
| バッテリー持続 | △ 併用時は短め | ◯ 弱風で長時間稼働 |
| 静音性 | ◯ 微風モードは静か | ◎ 全体的に静音設計 |
結論:どっちがおすすめ?
両方優れた特徴を持ちますが、選ぶべきは「使用シーン」によって異なります。
- 短時間で体温を下げたい・コンパクトに持ち運びたい人 → 冷却プレート付きハンディファン
- 通勤や移動が多く、両手を自由にしたい人 → ネックファン
どちらか一方に迷ったら、「どこで・どれくらいの時間・どう使うか」を基準に選んでみてください。暑さ対策グッズで、夏をもっと快適に乗り切りましょう!

